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森田頼子さんは、社会福祉学や心理学を学び続け、これまで子どもやお年寄り、知的障がいや精神障がいのある方たちの相談活動を経て、昨年度(2020年度)までは行政機関でひきこもりの相談にかかわっておられました。
私(神通)と森田さんとは15年程前にお会いしてから、研修会の講師として呼んでいただいたり、Human Flowerの企画にも参加して下さったりと交流を続けさせてもらっていました。これまでの生活が大きく変化したこのタイミングで、今までできなかったことやこだわって丁寧にやりたいことについて、話し合っていく中でこの企画が生まれました。
森田さんがこれまでの相談活動の中で思うのは、せめて家の中くらい穏やかに過ごしてほしい。家が平和であれば困難な出来事が起きたとしても乗り越えていけるのだから。夫婦や家族が、他の家族を家の中にいる困った人として捉えて、お互いに傷つけあうのではなくて、思いやりをもっていられるようになってほしいと願っていると話されます。
一人で悩まず他の人に話をすることで違った可能性に向かっていくヒントが見つかる時間、気持ちに余裕やゆとりをもってもらえる時間になればと思っています。
日程
下記の日程で、森田さんと個別にお話をしていただくことができます。
2021年 12/16(木)
2022年 1/20(木)、2/17(木)
午前(10:00~12:00)・午後(13:30~15:30) 1組ずつ(1日2組)で予約制とさせて頂きます。
1回あたり、60分以内(最長で90分)でお願い致します。
このページの下部にあるお申込みフォームからご希望の日時等についてお知らせ下さい。
日時の調整がとれましたら、折返しご連絡させていただきます。
個別セッションの料金に対する考え
Human Flowerでは、ドネーション(寄付)制で参加費等のお支払いをお願いしています。
補助金運営の場合、無料相談を提供することができるかもしれません。しかしながら、対象者や相談内容が限定されることがあり、常々、こうした制度の息苦しさを感じます。ここでは柔軟に利用してもらえるよう、対象を制限しないで、利用の仕方についても一緒に考えていける自主運営の道を選択しました。
ドネーション(寄付)制を採用しているのは、料金を支払えないから利用できないということにならないようにするためです。たとえ着の身着のままで飛び出してきたとしても、みなさんから寄せられている寄付を活用して大事な時期を乗り切っていける場所や仕組みとしてありたいと願っています。
一方、この活動や場所を維持・継続していくためには家賃や光熱水費等がかかります。私たちが生活していくためのお金も必要です。
参考までに、個別相談や個別セッション等の一般的な料金として、1時間あたり3,000~15,000円の価格帯がよく見られます。
「自分が利用したサービスの対価(得たもの)」としての利用料という形ではなく、未来のご自身を含めた 次にここを必要とする人たちや、この場が存続するために必要なものに思いを馳せた上で、無理のない額をドネーション(寄付)という形で置いていただけたら幸いです。